日本一のモグラ駅「土合(どあい)駅」に行ってきました。
夏休みに水上温泉に行った際に、観光案内で見つけて行ってきました。
日本一のモグラ駅・上越線「土合駅」(どあいえき)
駐車場には、数台の観光客の車が止まっていますが、駐車場は河原の石畳みのようです。
大きな石がゴロゴロ転がっていて、車高の低い車だと擦ってしまいそうです。
入り口には「ようこそ日本一のモグラえき、土合へ」と看板がかかっていますが、普通の駅とは感じが違います。
駅そのものが、営業をしているのか、無人の廃駅なのかよくわかりません。
駅員もいません。改札もあるのですが、機能していません。
観光客も切符も無しで、中に入っていけます。
あまり機能していないような、古びた通路を入っていくと、地下に降りていく深く長いトンネルが現れます。
下を見てビックリです。ゴールが見えません。
何と338m、462段あるそうです。
真夏の8月だというのに、すごくひんやりしています。
下まで到着すると、ホームが現れました。
誰もいない暗いホームです。
調べてみると、新清水トンネルに作った駅だそうです。
何故か、駅からの降り口ではなく、ホームを降りて階段の登り口に看板が立っていました。
夏季や秋季には谷川岳などへの登山客を中心として一定数の利用客があるそうです。
そのために、駅に到着した人向けに建てられていると思います。
下りてくる時は良いのですが、帰りは登らないといけません。
登りは気の遠くなるような長さです。
階段は、5段ずつ10段ごとに踊り場があって、10段ごとにプレートが埋まっています。
途中にベンチが用意されているので、休み休み登ってください。
さすがに休みながら登らないときついです。
やっとのことで、462段に到着です。
長い階段462段と改札までの廊下の階段24段を合わせると、486段になります。
上越線は、朝を除いて3~4時間おきに一日に5本だけです。
無人駅なので、この駅で乗車した証明書が発行されます。
この件を発行して、電車内か到着駅で清算します。
山間部にあり、上り線が地上駅、下り線が地下駅となっています。
平常時は無人駅で常駐する駅員はいません。
下りホームが新清水トンネル内にあり、駅舎(地上)から10分ほど階段を下りないと到達できないことから、「日本一のモグラ駅」として親しまれている。「関東の駅百選」認定駅の1つに選ばれています。
近くに行った際には、一度は訪れてみたい観光スポットです。
足に自信のないお年寄りには、ちょっときついかな。
売店やお土産屋さんも何もない駅です。
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